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第七十一番札所 剣五山 弥谷寺 

剣五山 弥谷寺(けんござん いやたにじ)
●本尊/千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく


71弥谷寺-観音26
●宗派/真言宗善通寺派 ●開基/行基
香川県三豊市三野町大見乙70
七十番札所から約13km 徒歩約3時間30分
駐車場50台(無料)参道の麓と
有料道路(500円)の上20台(無料)
※有料道路はほんのわずかの距離

難所らしいところが無い讃岐だが、唯一ここだけは難所かも?
仁王門から石段を上がっていくと高さ約5mの金剛拳菩薩像が
出迎えてくれる。
71弥谷寺-階段26
そして108段の赤い階段が待ち受ける。
そこを上がると大師堂・納経所があるが、本堂はこれから
約200段の石段の上にある。これを上りきって振り返ると
眼下には素晴しい眺望が開けていて、疲れも吹き飛ぶ?
71弥谷寺-本堂25

聖武天皇の勅願により行基が開いた寺。
行基が山の上から中国・四国地方の8国を眺望したことから、
東の峰に阿弥陀如来、西の峰に釈迦如来を安置し、
蓮華山八国寺と名付けたという。
71弥谷寺-大師堂26
後に弘法大師が8歳から13歳までの間この山で苦行した。
唐から帰国し再びこの地を訪れ、真言密教の秘法を修行していると
5本の剣が降ってきて、金剛蔵王権現のお告げを聞いたという。
71弥谷寺-多宝塔25
そこで山号を剣五山に替え、寺号も周り一帯に谷が多いことから
弥谷寺と改めて札所に定めたという。
その時大師は千手観世音菩薩を刻んで安置し、伽藍を再興したと
伝えられる。
戦国時代に焼失し、現在の寺は慶長5年(1600)に再興されたもの。
本堂も大師堂も岩壁と一体となっているように見え、岩山全体が
寺とも思えるような不思議な霊場だ。
71弥谷寺-地蔵25
この寺に残る伝承を紹介…
弥谷山は死者の霊の行く所とされ、弥谷寺は四国霊場の中で
特に恐れられた寺だという。
両手を背中に回し「霊を背負った」恰好でお参りをお終え、
「霊をおろした」後、本堂から山門にたどり着くまでは後ろを
振り向いてはならないといわれている。

noukyou-2.jpg
七十一番札所の納経


☆一口メモ/獅子の岩屋
71弥谷寺-しし25
大師堂の奥にあり、獅子が口を開いた形の洞窟。
弘法大師が幼少の頃に学問に励み、再び入山した時には、
真言密教を修行した場所だと伝えられている。
中には大師像・阿弥陀如来・弥勒菩薩が安置されている。
ここで祈る者の罪を、獅子が食べてくれるとか・・・。

阿弥陀三尊磨崖仏
71弥谷寺-マガイ仏25
大師堂から本堂に向かって石段を上る途中に見られる。
岸壁に浮き彫りにされた、高さ約1mにも及ぶ阿弥陀三尊。
弘法大師が刻んだものと伝えられている。
        
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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました