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第七十番札所 七宝山 本山寺 

七宝山 本山寺(しっぽうざん もとやまじ)
●本尊/馬頭観世音菩薩
●真言/おん あみりとう どはんば うん ばった そわか


70本山寺-山門26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師
香川県三豊市豊中町本山1445
六十九番札所から約5km 徒歩約1時間20分
駐車場30台(無料)寺のすぐ前

田園風景の中に、目印のように風格のある五重塔が見える。
四国霊場の中で五重塔を有する寺は、31番札所竹林寺、75番札所
善通寺、86番札所志度寺、そしてこの本山寺の4ヵ寺だけである。
仁王門はどっしりとした八脚門で、国の重要文化財に指定されている。
70本山寺-本堂26
大同2年(807)に、平城天皇の勅願により、弘法大師が一夜のうちに
建立した「一夜建立」の寺と伝えられる。
70本山寺-大師堂26
本堂は鎌倉時代の正安2年(1300)の再建。国宝に指定されている。
外観は京都風、内部は奈良風と鎌倉時代の折衷様式の傑作とされ
仁王門、五重塔とともに戦国時代の兵火からも免れた。
70本山寺-お堂26
本尊は大師が一刀三礼で刻んだとされる「馬頭観世音菩薩」
馬頭観世音菩薩を本尊としているのは、八十八ヵ所で唯一。
また同時に、脇侍の薬師如来と阿弥陀如来も刻んだという。
70本山寺-十王堂26
この阿弥陀如来にまつわる話が残っている。
戦国時代、土佐の長宗我部軍が本山寺にも押し寄せたが、
当時の住職が兵を押し留め、腕を斬られてしまった。
兵たちが境内に入ると、阿弥陀如来の右肘から血が滴り落ちていた。
驚いた兵たちが境内から退いたことで、兵火を免れたという。
70本山寺-鎮守堂26
境内には、天文16年(1547)建立で檜皮葺の屋根の鎮守堂や、
十王堂、阿弥陀堂、鐘楼、護摩堂が建ち往時の隆盛が偲ばれる。

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七十番札所の納経

☆一口メモ/五重塔
70本山寺-五重塔26
遠くからでもよく目立つ五重塔は、この寺のシンボル的存在で
札所を目指すお遍路さんには格好の目印になっている。
弘法大師が建立した五重塔だが、損傷が激しく見る影も無い
有様だったのを、明治43年に復興させたもの。
当時の住職であった盲目の頼富実毅僧正は、霊場巡りで59番
国分寺を出て歩く途中、目が見えるようになった。
その恩返しのため復興したと伝えられている。

馬の像
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寺の本尊である馬頭観音は、馬が草を食べるように、悪心や欲、
怒りや悩みを食べつくしてくれるといわれるが、それにあやかって
実物大の2頭の馬の像がある。
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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました