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第二十一番札所 舎心山 太龍寺 

舎心山 太龍寺(しゃしんざん たいりゅうじ)
●本尊/虚空蔵菩薩
●真言/のうぼう あきゃしゃらばや おん ありきゃまり ぼり そわか


21大龍寺-山門26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/桓武天皇(勅願)
徳島県阿南市加茂町龍山2
二十番札所より約10km 徒歩約2時間30分~3時間30分
ロープウェイ約10分(大人往復2400円)
駐車場200台(無料)ロープウェイ乗り場前

21大龍寺-ロープ26
四国霊場第三の難所だったが、ロープウェイの開通で、標高
約600mの山頂まで10分で行く。
21大龍寺-階段26
桓武天皇の勅願によって開かれ、弘法大師が自ら刻まれた
虚空蔵菩薩が安置されている。
太龍寺は大師が19歳の時に修行を行い、室戸岬と並んで
青年時代の思想形成に、大きな影響を与えた場所だという。
21大龍寺-本堂26
本堂は開創以来、何度かの落雷や火災などで焼失し、現在の
ものは嘉永5年(1852)に、蜂須賀公によって再建されたもの。
21大龍寺-多宝塔26
周囲に老杉が茂る境内には、多宝塔、大師堂、求聞持堂、
護摩堂、六角経蔵などがあり、そのスケールの大きさは
「西の高野」と呼ばれている。
21大龍寺-大師堂26


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二十一番札所の納経

☆一口メモ/龍天井
21太龍寺-龍25
納経所の右隣に建つ持仏堂の廊下の天井には、四条派の
画家竹村松嶺による龍が描かれている。
その姿は、今にも飛び出して来るかのような迫力。

舎心ヶ嶽
21大龍寺-大師像26
ロープウェイから、切り立った岩壁の上に大師の坐像を
見ることが出来る。19歳の時に100日間に渡って修行した地で、
山頂駅からは、徒歩20分ほどで行ける。
その道筋には石仏八十八ヵ所が設けられている。

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第二十番札所 霊鷲山 鶴林寺 

霊鷲山 鶴林寺(りょうじゅざん かくりんじ)
●本尊/地蔵菩薩
●真言/おん かかかび さんまえい そわか


20鶴林寺-山門26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師
徳島県勝浦町大字生名字鷲ヶ尾14
十九番札所より約14km 徒歩約4~5時間
駐車場20台(300円)山門前

焼山寺の時にも書いたが「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」
の「お鶴」であり、八十八箇所で二番目に難所とされる。
20鶴林寺-本堂26
延暦17年(798)、桓武天皇の勅願により弘法大師が開基。
大師が修行をされていると、雌雄の鶴が金色の地蔵菩薩を
守護しながら杉の梢に降りてきた。これは一寸五分の像
だったので、大師は三寸の地蔵菩薩を彫刻し、その胎内に
納めたという。
(この地蔵大菩薩は国の重要文化財に指定されている)
20鶴林寺-不動25
この雌雄の白鶴の話から寺号が鶴林寺。また、この山の姿が
インドの霊山に似ていることから霊鷲山と名付けられた。
20鶴林寺-鶴25
境内には二対の鶴がある。一対は仁王門で出迎えてくれる。
深い森の中に立つ仁王門には運慶作と伝えられる仁王像と
木彫りの鶴が立っている。仁王の剛と鶴の柔が好対照をなす。
もう一対は、本堂前にあり高さ3mもの青銅製だ。
本堂左手には、鶴が舞い降りたと伝えられる杉が今も残る。
20鶴林寺-大師堂26
この寺は標高570mの山頂にあり、二十一番札所の
太龍寺と向かい合う位置にあり、山の向こうに見える。

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二十番札所の納経

☆一口メモ/三重塔
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本堂の右手にある三重塔は、
江戸末期の文政6年(1823)に建てられたもので、
各層は、和様、唐様とそれぞれに異なった建築手法が見られる。
江戸末期における代表的建築物で、貴重な三重塔。

第十九番札所 橋池山 立江寺 

橋池山 立江寺(きょうちざん たつえじ)
●本尊/延命地蔵菩薩
●真言/おん かかかび さんまえい そわか


19立江寺-山門26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/行基
徳島県小松島市立江町字若松13
十八番札所より約4km 徒歩約1時間15分
駐車場30台(300円)寺の東南側

立江寺は阿波の関所寺。関所寺は四国霊場の中に四ヵ寺あり、
邪悪な心を持つ人や、罪を犯した人には罰が下るといわれている。
19立江寺-全景26
また十八番札所からこの寺までの間に九つの橋があり
不心得者はこれらの橋を渡れないという言い伝えもある。
19立江寺-本堂26
天平19年(747)、聖武天皇の勅願によって、
行基が光明皇后の安産を願い、一寸八分(約6cm)の
金の地蔵菩薩「延命地蔵尊」を掘り、それを本尊として
堂宇を建立したのが始まりといわれている。
19立江寺-大師堂25
その後、弘仁6年(815)弘法大師がこの地を訪れ、自ら六尺
(1.8m)の像を刻み、金の像をその胎内に納めて霊場とした。
19立江寺-白杉26
他の多くの霊場と同じく、天正年間に兵火にあったが、
本尊は奇跡的に難を逃れ、蜂須賀家によって再興。
昭和49年にも火災により本堂などを焼失したが、
本尊はまたも奇跡的に難を逃れた。
19立江寺-地蔵26
行基が光明皇后の安産を祈願して開基したことから、この地蔵は
「子安の地蔵尊」「立江の地蔵さん」などと呼ばれ、親しまれている。

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十九番札所の納経

☆一口メモ/怖~いお話!
19立江寺-黒髪26
大師堂の近くにある「黒髪堂」には人間の髪の毛が
付いた鐘の緒が収められている。
江戸時代、愛人と謀り夫を殺害し自害しきれず四国巡礼
始めた二人が、この寺を訪れ本堂で参拝しようとしたところ
髪の毛が逆立ち鐘の緒に巻きあげられた。
女が懺悔すると、黒髪だけが鐘の緒にに残り、かろうじて
命が助かったという。関所寺らしい話であるが怖い!

本堂の天井画         
昭和49年の火災で焼失したが昭和52年に再建。
40名余りの芸術家がかきあげた天井画は金色に輝き見事の一言!

第十八番札所 母養山 恩山寺 

母養山 恩山寺(ぼようざん おんざんじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


18恩山寺-山門25
●宗派/高野山真言宗 ●開基/行基
徳島県小松島市田野町恩山寺谷40
十七番札所より約20km 徒歩約5時間~6時間
駐車場30台(無料)参道入り口

18恩山寺-入り口26
聖武天皇の勅願により、行基が薬師如来を刻み本尊とし開基。
当初は大日山密厳寺(みつごんじ)と呼ばれる女人禁制の寺だった。
18恩山寺-ほんどう26
その後、弘法大師が滞在して修行されている時に、母君の
玉依御前(たまよりごぜん)が訪ねてきたが、女人禁制の為
入山できない。
18恩山寺-大師像26
そこで大師は七日間滝に打たれ秘法を修して女人解禁とし、
母君を迎え入れることができ、この寺で孝行を尽くしたという。
この伝説にちなみ山号や寺号が改められ女人にも開放された。
18恩山寺-大師堂26
大師堂には大師が41歳の時に、自らの像を彫刻されたものを
安置している。これは、人々に福が訪れ、難厄を免れ、詣った
者のいかなる罪も消えるようにと祈願しながら彫ったとされる。

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十八番札所の納経

☆一口メモ/玉依御前の剃髪所
18恩山寺-御母堂26
大師堂の右手に立ち、大師の母君・玉依御前をまつったお堂。
母君はここで髪の毛を剃られ、お堂の中にはその時の
髪の毛が納められている。
「たらちねの 母こそしのぐ恩山寺 大師の利生(りしょう) 
あらたなりけり」の御詠歌がかけられている。
      
びらん樹         
18恩山寺-毘蘭樹25
大師が母君を迎え入れるために修行したといわれる
川のすぐそばにある。大師自らが植えられたものだと
伝えられており、徳島県の天然記念物に指定されている。

第十七番札所 瑠璃山 井戸寺 

瑠璃山 井戸寺(るりざん いどじ)
●本尊/七仏薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


17井戸寺-山門26
●宗派/真言宗善通寺派 ●開基/天武天皇(勅願)
徳島県徳島市国府町井戸字北屋敷80-1
十六番札所より約3km 徒歩約45分
駐車場20台(無料)門横

のどかな田園風景の中に、朱塗りの大門が目を引く。
もともとは瑠璃山妙照寺といい、大規模な寺院であった。
本尊の七仏薬師如来(しちぶつやくしにょらい)は、
聖徳太子作といわれている。脇侍の日光菩薩、月光菩薩は
行基の作とされる。
17井戸寺-本堂26
弘仁6年(815)に、この地を訪れた大師はこの御本仏を
是非にと拝みになられ、十一面観世音菩薩を刻んで安置した。
この十一面観音菩薩像は、框の木の一本一体造りで、
国の重要文化財に指定されており、収納庫に納められている。
17井戸寺-大師堂26
寺は南北朝の時代に焼失。再建されたが天正の兵火で焼失。
慶応年間に蜂須賀公の援助により再興を果たした。
17井戸寺-八間堂26
本堂は、昭和43年にも火災にて中央本尊を残して焼失。
46年に鉄筋コンクリート造りで再建。
内部には七仏薬師如来を中心に、日光・月光両菩薩、四天王、
十二将神を安置してあり間近に拝観することができる。
17井戸寺-不動26
当時、この地域の水は濁っていて人々は水不足に苦労していた。
そこで大師は自らの杖で一夜のうちに井戸を掘られたところ
みるみる清水が湧き出した。
17井戸寺-日限り26
その水に映ったご自分の姿を石に彫ったものが、日限大師
(ひかぎりたいし)として祀られている。(日を限ってお参りすると
ご利益があるとされている)このことから寺号を井戸寺とあらため、
付近を井戸村と名付けたという。

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十七番札所の納経


☆一口メモ/面影の井戸
17井戸寺-井戸26
日限大師堂の中にある井戸。
三番金泉寺にある黄金の井戸と同じような言い伝えがある。
戸を覗き込んで、自分の姿が映れば「無病息災」
映らなければ3年以内に不幸が訪れるといわれている。

鮮やかな大門
ひときわ目を引く武家造りの朱塗りの門は、蜂須賀公の
大谷別邸の門を寄進したもの。現在のものは再現された二代目。
両側の仁王像は四国最大級のものといわれる。

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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました