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第七番札所 光明山 十楽寺 

光明山 十楽寺(こうみょうざん じゅうらくじ)
●本尊/阿弥陀如来
●真言/おん あみりた ていぜい からうん


7十楽寺-山門26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師
徳島県阿波市高尾字法教田58
六番札所より約1km 徒歩約16分
駐車場30台(無料)山門横

お遍路を迎える中国風の鐘楼門は、上層が朱塗り、
下層が漆喰になった造りで、白と朱のコントラストが美しく、
寺のシンボルとなっている。
7十楽寺-鐘楼門26
現在地より3km余り奥に堂ヶ原という場所があり、この地を
訪れた弘法大師が阿弥陀如来を感得し、樟で本尊を刻み
開基したという。
7十楽寺-本堂26
弘法大師が本尊を刻み開いた際、山号・寺名を命名するに
あたり、「生・老・病・死・愛別離苦(愛する者といずれ別れ
なければならない苦しみ)・求不得苦(求めるものが得られ
ない苦しみ)など、人間が持つ八つの苦しみを阿弥陀如来の
慈悲によって克服し十の光明に輝く楽しみを得られるように」
という願いを込めて命名したという。
7十楽寺-大師堂26
その後天正年間(1573~1592)の兵火により焼失。
寺は江戸時代に入って現在地へ移された。その後再建などが
繰り返されたが、本尊は住職が守り難を逃れたという。
7十楽寺-庭26


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七番札所の納経

☆一口メモ/地蔵尊
7十楽寺-目26
心の苦悩からの解放という意味が込められている山号通り、
人々に光明をもたらしてくれると言われているのが、本堂の
左手にある地蔵尊。
昔から、眼病や盲目に霊験があるといわれている。

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第六番札所 温泉山 安楽寺 

温泉山 安楽寺(おんせんざん あんらくじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


6安楽寺-さんもん26
●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師
徳島県板野郡上板町引野字寺の西北8
五番札所から約5km 徒歩約1時間30分
駐車場50台(無料)境内まで徒歩1分

もとはここより北西の方向にあり、鉄サビ色の温泉が湧き
万病に効くとされ、湯治に訪れる人も多かったという。
その後温泉のある寺として親しまれていたが、天正年間
(1573~1592)兵火により焼失。万治年間(1658~1661)に
現在地に移された。
6安楽寺-本堂26
この地を訪れた弘法大師も、この土地が病疫から人々を救う
という薬師如来と深い因縁で結ばれていると思い、座像を刻み
堂宇を建立し、第6番札所としたという。
本堂は昭和38年に再建された鉄筋コンクリート造り。
6安楽寺-大師堂26
八十八ヵ所霊場で「薬師如来」を本尊とする寺は多いが、
一番から巡って最初に「薬師如来」に出会う場所でもある。
この本尊は昭和37年不治の病と医者にも見放されていた
女性が病気平癒を願い霊場巡りに出かけ、病気は快癒。
その霊験に感謝し、奉納した仏像。
6安楽寺-多宝塔26
弘法大師作といわれる本尊は、現本尊の体内仏として
収められている。


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六番札所の納経

☆一口メモ/さか松
6安楽寺-松26
寺伝によると、境内の池のほとりにある樹齢1300年と言わ
れる松の木で、42歳の厄年の際にお大師様が来られた時、
猟師の青年が間違えて射た矢からからお大師様を守り助けた
という木で、このさか松を拝むと厄除になると信仰を集めている。

願い棒修行
6安楽寺-願い26
本堂と大師堂の間にある「願い棒修修行」は東寺でも行わ
れているもの。大師像前にある願い棒を年齢分手に握り
(例えば75歳なら7本+5本の12本)願い事、年齢、氏名を言い
般若心経を唱えながら右回りに修行大師の周りを回る。
その後正面に来ると願い棒1本を宝前に置いて残りは戻し、
「南無大師遍照金剛」を7回唱えると、願い事がかなうという。

第五番札所 無尽山 地蔵寺 

無尽山 地蔵寺(むじんざん じぞうじ)

●本尊/勝軍地蔵菩薩
●真言/おん かかかび さんまいえそわか


5地蔵寺-山門26
●宗派/真言宗御室派 ●開基/弘法大師
徳島県板野郡板野町羅漢林東5
  四番札所より約2km 徒歩約30分
  駐車場30台(無料)寺のすぐ横

珍しい彩色の仁王さんが守る仁王門をくぐると
大きいイチョウの木が出迎えてくれる。
諸堂はこの大イチョウを中心に配置され、左側に本堂
右側に大師堂が立つ。
5地蔵寺-本堂26
弘仁12年(822)嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が開基。
本尊の勝軍地蔵菩薩は大師が彫ったもので高さ5cm余りで、
甲冑を身に付け馬にまたがった勇ましいお姿。
その後、浄函(じょうかん)上人が台座と光背を加え、約51cmの
延命地蔵を彫り、その胎内に大師の勝軍地蔵菩薩を納めたという。
義経をはじめ多くの武将たちの信仰により栄えてきた。
5地蔵寺-大師堂26
しかし、天正年間の兵火ですべて焼失。
現在の建物はその後に建てられたものだが、今でも
広大な敷地を持ち、大寺の面影を残している。
5地蔵寺-六角26


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五番札所の納経

☆一口メモ
大銀杏
5地蔵寺-銀杏26
「たらちね銀杏」とも呼ばれている樹齢800年を超える大木。
秋になると黄金の葉が境内を染める。
(樹の下を歩く人と比べるとその大きさがわかる。)


奥の院五百羅漢
5地蔵寺-羅漢26
安永4年(1775)実聞・実名という兄弟の僧によって創建。
大正4年の火事で羅漢の大部分を焼失。
現在あるものは、大正から昭和にかけて作られたもの。
羅漢とは釈迦の弟子で人間として最高の境地に達した者。       
仏ではないので、怒ったり、笑ったり、悲しんだりと表情がある。
そのためこの羅漢の中には必ず自分や、親しい人に似た顔があるという。
本堂の裏手の坂道、石段を上がったところにある。


第四番札所 黒厳山 大日寺 

黒巌山 大日寺(こくがんざん だいにちじ)

●本尊/大日如来
●真言/おん あびらうんけん ばざら だどばん


4大日寺-山門26
●宗派/東寺真言宗 ●開基/弘法大師
徳島県板野郡板野町黒谷字居内28
 三番札所から約4.5km 徒歩約1時間40分
 駐車場50台(無料)山門前

朱塗りの山門をくぐると、石を敷き詰めた参道の奥に本堂と
大師堂がある。この朱塗りの山門は、上部が鐘楼になって
いる鐘楼門だが、1階部分が角柱、2階部分が丸柱という
変わった造りになっている。
周りを森の木々や渓流に囲まれ、霊地にふさわしい
たたずまいを見せている。
4大日寺-本堂26
寺の名にあるように、ご本尊は弘法大師が彫ったと言われる
大日如来。真言宗では「宇宙の中心、万物の根元とされる。
人々にあまねく、慈悲をもたらす最高の仏」とされている。
(本尊は秘仏であり、拝観することはできない)
本尊にちなんで寺号を大日寺とし第四番札所に定めたという。
(大日如来を本尊としているところは八十八ヵ所中6寺しかない)
4大日寺-大師堂26
その後、何度も廃寺になっては再建を繰り返したが、
天和・貞享年間(1681~1688)に再建された後は、当時の
阿波藩主・蜂須賀家の守り本尊が大日如来であったことから
帰依され、堂塔の修理なども行われたという。
現在の堂宇は、元禄年間(1688~1704)に大改修されたもの。
4大日寺-薬師26
現在は廃絶しているが、古くは本堂近くに通夜堂があり
病に苦しみながら遍路を続けていた人たちの常宿になって
いたという。当時の住職は「お大師さんがご加護してくれる」
と手厚く看病し、加持祈祷をして救済したという話が今も
伝わっている。

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四番札所の納経

☆一口メモ
三十三観音
4大日寺-33仏25
本堂と大師堂をつないでいる回廊には、33体の観音像が
安置されている。これは西国三十三ヵ所の木造観音像で、
江戸時代の明和年間(1764~1772)に大阪の信者が奉納
したもので様々な形をした観音像は圧巻だ。 

手水所
蛤水(はまぐりみず)と言われる白く濁った水が湧き出ていて、
これを飲むと胃腸にいいと言われていたが、今はポンプで
くみ上げているので、透明な水となってしまった。
       

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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました