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四国別格第八番 十夜ヶ橋 永徳寺 

十夜ヶ橋 永徳寺(とよがはし えいとくじ)

●本尊/弥勒菩薩 ●開基/弘法大師
●真言/おん まい たれいや そわか


大師御野宿の跡
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●宗派/高野山真言宗
●愛媛県大洲市十夜ヶ橋


大同2年(807)、弘法大師が四国各地を行脚し、この地を訪れた時
日が暮れて空腹と寒さに耐え、小川に架かる橋の下に野宿され
一夜を過ごす中、衆生速やかに彼岸に至らしめんと思い悩み、
一夜を十夜に感じたという詩を詠んだという。
「生きなやむ 浮世の人を 渡さずば 一夜も十夜の 橋と思ほう」
それから十夜ヶ橋という名が起こったと伝えられている。
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お遍路さんが橋の上だ杖をつかない風習も、橋の下で過ごした
大師に配慮してのことだそうだ。
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今は国道に架かるコンクリートの橋になり、その下に布団を着た
大師像が安置されている。

noukyou-b8.jpg 別格第八番札所の納経

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四国別格第七番 金山 出石寺 

金山 出石寺(きんざん しゅっせきじ)

●本尊/千手観世音菩薩 ●開基/道教法師(猟師作右衛門)
●真言/おんばさら たらま きりく


大師雪中修行跡
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●宗派/真言宗御室派
●愛媛県大洲市豊茂乙1


養老2年(718)6月17日、猟師作右衛門が狩りに出て一匹の鹿を見つけ
まさに鹿を射殺そうとしたところ、突然全山が鳴り響き
光明赫赫と輝き、鹿の姿は消え、鹿の立っていた足元の岩が
真っ二つに割れ、千手観世音菩薩と地蔵菩薩の像が地中から
金色の光を放ちながら出現!
作右衛門は殺生を悔い、仏門に入り自ら道教と名乗り、この仏像を
本尊として安置し「出石寺」と命名したという。
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後に弘法大師が訪れ「三国無双の金山なり」と賛嘆され、
後世この仏像が粗末に扱われ冥罰を被ってはならぬと
石室に密閉して秘仏とされ、護摩供を修法されたという。
そして、山号を「金山」と称したという。
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標高820mの山頂にあり、県指定名勝地であり、瀬戸内海を
見渡せる絶景地となっている。
梅雨時には紫陽花が参道を彩り、秋には紅葉が素晴らしい!

noukyou-b7.jpg 別格第七番札所の納経

四国別格第六番 臨海山 龍光院 

臨海山 龍光院 福寿寺
(りんかいざん りゅうこういん ふくじゅじ)

●本尊/十一面観世音菩薩 ●開基/栄瑜上人
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか


四国開創発願の寺
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●宗派/高野山真言宗
●愛媛県宇和島市天神町1-1


弘法大師が四国各地で修業中に当地に立ち寄り、僻地ゆえに
都の文化の恩恵の影薄きを憂い、四国八十八ヵ所霊場の開創を
発願し、大同元年(806)に成就されたのを記念し建立した。
寛永15年に京都大覚寺二品親王空性が当地を訪れ
「風光明媚」と賞せられ「臨海山福壽寺」の号を与えたという。
江戸時代には宇和島藩伊達家の祈願寺と定められた。
昭和20年に空襲にあったがその後復興された。
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本堂・大師堂は111段の石段を上がったところにあり、石段の111段は
煩悩の108と三世を足したものと言われている。
境内からは宇和島城が相対し、宇和島の市街が眼下に広がる。

noukyou-b6.jpg 別格第六番札所の納経

四国別格第五番 高野山 大善寺 

高野山 大善寺(こうやさん だいぜんじ)
●本尊/弘法大師 ●開基/弘法大師
●真言/南無大師遍照金剛


二ツ石大師遺跡
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●宗派/高野山真言宗
●高知県須崎市西町1丁目2-1


元々は八幡神社の別当として他の地にあったが、津波に流されたため
古城山のふもとに移ったといわれている。大師堂左手には津波による
溺死者の33回忌追福のため元文4年(1739)に建立されたお地蔵さまが
祀られている。
明治の廃仏毀釈により廃寺となったが、明治29年現在地に再建された。
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昔須崎の入海は広く、今の大師堂の地点は海に突き出た岬だった。
海難事故も多く、人々は困っていたという。
そのことを聞いた大師が、海岸に立つ二つの大岩の上で、海難・陸上の
往来安全を祈願されたのが今の大師堂の起源であるといわれている。
それ以来難儀も軽減したので「二つ石のお大師さん」と呼ばれるように
なったという。別格霊場としては高知県唯一の札所。
高台にあるので、本堂よりの眺めは太平洋を望み素晴らしい!

noukyou-b5.jpg 別格第五蕃札所の納経

四国別格第四番 八坂山 鯖大師本坊 

八坂山 鯖大師本坊 八坂寺
(やさかざん さばだいしほんぼう やさかでら)

●本尊/弘法大師 ●開基/行基菩薩
●真言/南無大師遍照金剛


大師修法の旧跡
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●宗派/高野山真言宗 
●徳島県海部郡海南町浅川


行基菩薩が開基。
弘仁年間に弘法大師がこの地を訪れた時、塩鯖を馬の背に積んだ
馬子に出会い、塩鯖を乞われましたが、ののしられ断られたという。
馬子が坂まで来た時、馬が急に腹痛で苦しみ倒れてしまったという。
馬子は懺悔し大師に積み荷の塩鯖を差し出して、大師に馬の病気を
直してくれるよう頼んだという。そこで大師が馬にお加持水を与えると
元気になり、塩鯖を大師が海に放つと生き返って泳いだという。
馬子は出家し、大師の弟子になり庵を立てて人々の救いの霊場とした。
これが鯖大師の由来で、鯖を3年絶って祈願すると願い事がかなうと
言われている。
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境内には鯖を右手に持った大師像や、一願稲荷・不動尊祈願道場・
お砂踏み道場等が並んでいる。
また交通安全の守り神「馬頭観世音菩薩」も安置されている。
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noukyou-b4.jpg 別格第四番札所の納経

四国別格第三番 月頂山 慈眼寺 

月頂山 慈眼寺(げっちょうざん じげんじ)
●本尊/十一面観世音菩薩 ●開基/弘法大師
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか


穴禅定の寺
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●宗派/高野山真言宗
●徳島県勝浦郡上勝町正木


弘法大師が延暦年間に開基した寺。本尊の十一面観世音菩薩は
弘法大師の作だと伝えられている。
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大師が19歳の時に、人々の生活苦、病苦及び一切苦厄を除くため
この地で修業中、夢のお告げにより不思議な鍾乳洞を発見。
洞窟の邪気払いのため護摩を焚いて清め、悪魔悪竜を洞窟の壁に
封じ込め、衆生のため結縁灌丁の秘法を修し、堂宇を建てて霊場とした。
山岳修験寺として有名で洞窟での「穴禅定」が行われている。
わずか100mほどの洞窟だが導師の言われる通りにしないと
進むことはできないと言う。
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無事にお参りできると「無病息災で長患いをしない」とか、
「金運・開運成就」「安産・交通安全・入試等の成就ができる」
と言われている。費用は1500円で1時間前後要する。
また慈眼寺は四国霊場20番鶴林寺の奥の院でもある。

noukyou-b3.jpg 別格第三番札所の納経

四国別格第二番 東名山 童学寺 

東名山 童学寺(とうめいざん どうがくじ)
●本尊/薬師如来 開基/行基菩薩
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


弘法大師御学問所
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●宗派/真言宗善通寺派
●徳島県名西郡石井町城の内


行基菩薩が開基し、弘法大師が子供時代にこの地で学問を
習得されたことから寺号を童学寺と称する。
大師が42歳の時、再びこの地を訪れ堂宇を整え、薬師如来、
阿弥陀如来、観音菩薩、持国天、毘沙門天、歓喜天を刻み安置。
天正年間の兵火で焼失したが、元禄年間(1688~1704)に
幕府の援助により再建された。
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納経所裏手には、大師が実際に墨をする時に使っていた水が
今でも湧いていて、お加持水として持ち帰れるように容器が
用意されている。このお加持水は諸病に効き、また書道上達の
霊水として伝えられている。
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「いろは」47文字を、大師が創作されたと伝えられている。

noukyou-b2.jpg 別格第二番札所の納経

四国別格第一番 仏王山 大山寺 

仏王山 大山寺(ぶつおうざん たいさんじ)
●本尊/千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく

大師中興遺跡
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●宗派/真言宗醍醐派 ●開基/西範僧都・(中興)弘法大師
●徳島県板野郡上坂町大山

西暦500年頃、西範僧都(さいはんそうず)が開基。
阿波仏法最初の道場であり、阿波屈指の古刹。
後に弘法大師が阿波入国の時、堂宇を整え仏王山と名付け、
恵果和尚より授かったという千手観世音菩薩を安置した。
四国霊場開創の根拠地とされる。
源平の時代には源義経が、屋島合戦の戦勝祈願をしたといわれる。
江戸時代には阿波藩主・蜂須賀家の祈願所となっていた。

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戦国時代の七条城主にまつわる行事としての「力餅」は400年の
伝統を誇り、毎年1月の第3日曜日に行われ、大鏡餅86kg
三方を合わせると169kgを抱えて歩く距離を競う。
また、開運招福・縁結びの寺として多くの人々の信仰を集めている。

noukyou-b1.jpg 別格第一番札所の納経



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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました