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2009年09月の記事一覧

淡路島七福神8 布袋尊 

淡路島七福神
布袋尊(和合の神)

●御真言/おんまいたれいやそわか
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賀集山護国寺/南あわじ市賀集八幡

布袋は、その肥満体?の体から広い度量や円満な人格、また
富貴繁栄をつかさどるものと考えられ、所持している袋は「堪忍袋」
とも見なされるようになった。左右の大きな耳たぶは、他人の話を
聞き分けて、言ってはならないことは耳たぶへ貯めて大きくなったという。
このように布袋尊は、仲良く暮らせる人間の理想の姿を現したもの。

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布袋は唐の末期の明州に実在したといわれる仏教の僧。
常に袋を背負っていたことから「布袋」という俗称がつけられた。

hotei-nokyo.jpg 布袋尊のご染筆・宝印

●寺の縁起
行教上人が開創した由緒ある古刹。
本尊の大日如来像は、慈願に満ちたお顔で胎蔵界を表し、
千年の歴史が偲ばれる。

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淡路島七福神7 福禄寿 

淡路島七福神
福禄寿(大望の神)

●御真言/おんまかしりそわか
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平栖山長林寺/洲本市五色町都志万才

福禄寿は、道教で強く希求される3つの願い、幸福(漠然とした幸福
全般のことではなく、血のつながった実の子に恵まれること)、
封禄(財産のこと)、長寿(単なる長生きではなく健康を伴う長寿)の
三徳を具現化したものと言われる。

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福禄寿はもともと福星・禄星・寿星の三星をそれぞれ神格化した、
三体一組の神である。一般には背が低く、長頭で長い髭をはやし、
杖に経巻を結び、鶴を伴っているとされる。

fukuroku-nokyo.jpg 福禄寿のご染筆・宝印

●寺の縁起
天平九年(737)行基が七堂伽藍を創建し、本尊の十一面観音像を
安置したのが始まり。塔頭十二坊を構え威容を誇っていたという。
延喜元年(901)菅原道真が九州に赴く時この寺に参詣されたという。

淡路島七福神6 毘沙門天 

淡路島七福神
毘沙門天(勇気の神)

●御真言/おんべいしらまんだやそわか
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南隆山覚住寺/南あわじ市神代社家

毘沙門天は、持国天・増長天・広目天と共に四天王の一尊に
数えられる武神であり、「多聞天」と呼ぶが、独尊として信仰の
対象となる場合は「毘沙門天」と呼ぶのが通例だとか…。
甲冑をまとった姿で魔を寄せ付けず、悪業煩悩を押さえつけ、
清く、正しく、力強く生き抜く勇気を授けるという。
また勝負事に利益ありとして崇められる。

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元はインドのヒンドゥー教のクーベラ神でインドにおいては
「財宝神」とされ、戦闘的イメージは殆どなかったという。

bisyamon-nokyo.jpg 毘沙門天のご染筆・宝印

●寺の縁起
推古天皇の頃(592)聖徳太子の勅詔により創建されたと伝えられる。
七堂伽藍を備えた広大な寺領に塔頭も多く、威容を誇っていたという。
淡路島でも最古の寺院の一つという。

淡路島七福神5 恵美酒神 

淡路島七福神5
恵美酒神(律義の神)

●御真言/なむえびすたいじん
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●加集山万福寺/南あわじ市加集かじや

七福神の中で唯一、日本古来の神。
古くは「「大漁追福」の漁業の神であったが、時代と共に福の神として
「商売繁盛」や「五穀豊穣」をもたらす、商業や農業の神となった。
左手に持つ鯛は「めでたい」のたい、一般には「芽出る」の意味がある。
若芽がやがて大樹になるように、何か良くなる「きざし」を芽出たいと
なりました。叶えたい希望や悩みを何とかしたいと努力する姿こそが
幸福への芽であり、めでたいのだという。
右手の釣り糸一筋は、礼儀を重んじ迷いなく一筋に生き抜けとの示唆。
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「えびす」を称する神は複数あり、イザナギ、イザナミの子である
蛭子命(ひるこのみこと)か、大国主命の子である事代主神
(ことしろぬしかみ)とされることが多い。
恵比寿と書かれることが多いが、ここでは恵美酒と書く。

ebisu-nokyo.jpg 恵美酒神のご染筆・宝印

●寺の縁起
宝亀年間(770~)淳仁天皇の御陵と、御母当麻夫人の墓守を
勤める僧侶の宿坊として草創。がいつしか廃退。
応永年間(1394~)になり、御陵の安隠と民衆の安泰を祈念する
寺院として、加集氏により再興。
本尊の大日如来像二体を合祀する須弥壇は、貴重な様式だという。

鳴門の渦潮 

鳴門の渦潮
徳島のみなさんごめんなさい。ようやく徳島の名物・名所を
を紹介することになりました。
徳島で一番有名なものは「阿波踊り」そして「鳴門の渦潮」
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本州と四国の間にある鳴門海峡は、幅が1.3km。
一日に2回大量の海水が瀬戸内海に流れ込み、同様に一日に2回
瀬戸内海から流れ出す。
瀬戸内海と太平洋の水位差は1.5mにも及ぶ。
海峡の幅が狭く海底の複雑な地形も影響し、潮流は13~15km/hの
速度で流れる。大潮のときには20km/hに達することもあるという。
この早い潮流と、海峡両岸に近い穏やかな流れの境目において
渦が発生する。
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この日は潮が悪く、大きな渦は見ることができなかったが
鳴門大橋のすぐ下で流れる潮流はダイナミックであった。
※大潮の際には渦の直径が20mにも及ぶという。

uzu-kanrinmaru-2.jpg 淡路島から出る咸臨丸

渦潮観光は鳴門と淡路島から観光船が出ている。
潮の情報を確かめてから出かけてください。
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写真は渦潮観光船「日本丸」と鳴門大橋。

※ここの潮流の速さは日本では一番早く、世界でも3番目、
「世界三大潮流」にも数えられることもあるらしい。

淡路島七福神4 寿老人 

淡路島七福神
寿老人(長寿の神)

●御真言/おんばざらゆせいそわか
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●十輪山宝生寺/淡路市塩田里

寿老人は長寿の神。不死の霊薬を含んでいる瓢箪を運び、
長寿と自然との調和のシンボルである鹿を従えている。
手にはこれも長寿のシンボルである不老長寿の桃を持つ。
「西遊記」で孫悟空が桃の木から長寿の実をとり、元気を
とり戻したとあるように、美しく年をとり、美しく老いてゆくことの
大切さを示しているという。
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寿老人は道教の神。南極老人星(カノープス)の化身。
酒を好み頭が長く、白髪で赤い顔をした長寿の神。

jyuroujin-nokyo.jpg 寿老人のご染筆・宝印

●寺の縁起
天平13年(740)聖武天皇の勅命を受け、行基が淡路島に
建立を祈念し、自ら刻んだ地蔵菩薩を安置したのが始まり。
「日限地蔵尊」と崇められ、霊験あらたかな尊像として
多くの人々に親しまれている。

淡路島七福神3 弁財天 

淡路島七福神
弁財天(知恵の神)

●御真言/おんそらそばていえいそわか
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●大広山智禅寺/淡路市草香

弁財天は河川の流れる音の「音楽の神」
名曲には「和音」があり聞く人の気持ちを癒したり、高揚させたりする。
その音律が狂うと、耳をふさぎたくなるほど・・・。
言葉も音楽の一つ、何気ない一言が他人を勇気づけたり、
傷つけていたりする。常日頃、言葉一つに他人を思いやる
知恵の一言一句が福を積む因だという。
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弁財天は七福神の中の紅一点で、元はインドのヒンドゥー教の
女神であるサラスヴァーティー神。弁才天と表記されることもある。

benten-nokyo.jpg 弁財天のご染筆・宝印

●寺の縁起
大日如来像(本尊)を安置し、仏法有縁の修行道場として開かれた。
所蔵する寺宝の大般若経には、観応2年(1351)の銘がある。
また、本堂背後の丘陵には風雪に耐えた法篋印塔があり、
寺の歴史を感じさせる。

淡路島七福神2 大黒天 

淡路島七福神
大黒天(裕福の神)
●御真言/おんまかぎゃらやそわか
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●蓮台山八浄寺/淡路市佐野

大黒天の持つ「ふくろ」は「福労」とも呼ばれ苦労をいとわず、
その積み重ねをためこむ「ふくろ」と言われる。
この「ふくろ」から、心身ともに裕福な人生が右手の打ち出の小槌を
振ることによってあふれ出るという。また「打ち出の小槌」は
怠け心・よこしまな心・弱い心など「邪悪な心」をうち振って
人々の迷いを晴らすという。
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大黒天は、インド・ヒンドゥー教のシヴァ神と日本古来の神
大国主命の習合。大黒柱とあらわされるように、食物・財福を
つかさどる神である。

daikoku-nokyo.jpg 大黒天のご染筆・宝印

●寺の縁起
應永年間(1394~)に創建。
後、八幡神社別当寺の平松山八幡宮と合併して、八浄寺と改称。
七福神霊場の総本院。心身の裕福を授ける寺として賑う。
daikoku-daito.jpg 瑜衹七福ノ塔

淡路島七福神1 

淡路島七福神1
(写真は七福神の手水場)
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古い話だが、昔見た映画で「寅さん」が縁日で啖呵を切る。
「ものの始まりが一ならば国の始まりが大和の国、島の始まりは淡路島・・・」
この後も続くのだが、そんなセリフを思い出す。

古事記や日本書紀によると、イザナギ・イザナミが最初に生んだ島が
淡路島だとされています。この淡路島には、数多くの史跡や
文化遺産があり、四百余りの古刹の社寺が点在し人々の信仰を
集めてきた。とりわけ七福神信仰は、淡路島の風土の中で
素朴で厚い信仰を集めてきた。
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えびす・大黒を始め幸福を招くといわれる七福神をそれぞれ
古くからお祀りする寺院が全島に広くまたがっている。
その寺院をご紹介!

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にこちゃん太王

Author:にこちゃん太王
誰でも行ける!
四国八十八ヵ所霊場巡礼
凸凹カルテットで回りました