四国霊場八十八ヵ所

四国(霊場)は弘法大師と心を通わせる聖地! 四国が誇る文化遺産四国霊場八十八ヵ所を紹介! でもあまり難しく考えずにお気軽に・・・。

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第六十一番札所 栴檀山 香園寺

栴檀山 香園寺(せんだんさん こうおんじ)
●本尊/大日如来
●真言/おん あびらうんけん ばざら だどばん

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●宗派/真言宗単立 ●開基/聖徳太子
●愛媛県西条市小松町南川甲19
六十番札所から約10km 徒歩約4時間
駐車場100台(無料)寺入り口

この寺でまず驚かされるのが本堂(大師堂)。
まるで体育館か、コンサートホールと見間違うような
モダンな鉄筋コンクリート造りの建物が正面に見える。
昭和51年に建てられた建物で、1階が大講堂、
2階が本堂と大師堂になっている。
1階正面からもお参りできるが、横の入り口から2階に入ると
巨大な大日如来(本尊)と不動明王、子安大師がまつられている。
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この寺の歴史は古く、用明天皇の病気平癒を祈願して
聖徳太子が創建したという。この時、金衣白髪の翁が飛来、
本尊の大日如来を安置したと伝わっている。
天平年間には行基が、大同年間には弘法大師が訪れた。
大師がこの地で難産で苦しむ女性に、栴檀の香をたいて祈願すると、
玉のような男の子が誕生したという。
そこで大師は栴檀の香を焚きながら、安産・子育て・お身代わり・
女人成仏の四請願と秘法を伝えて四国霊場に定めたという。
栴檀山の山号はこの由来によるものとか・・・。
現在でも安産・子育てに霊験あらたかな「子安大師」として有名。

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六十一番札所の納経

☆一口メモ/子安大師像
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大聖堂の前に立つ子安大師像は、右手に錫杖を持ち、
左手に赤ちゃんを抱かれた姿。

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  • 2008-03-28
  • 菩提の道場 愛媛県
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第六十番札所 石鉄山 横峰寺

石鉄山 横峰寺(いしづちさん よこみねじ)
●本尊/大日如来
●真言/おん あびらうんけん ばざら だどばん

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●宗派/真言宗御室派 ●開基/役行者小角
●愛媛県西条市小松町石鎚甲2253 
五十九番札所から約30km 徒歩約8〜10時間
駐車場60台(林道通行料込み1800円)
境内まで徒歩10分

西日本最高峰の石鎚山の中腹に建つ横峰寺は、
深い山の中にあり、四国霊場中3番目の標高(750m)を誇る。
かつては、四国霊場最大の難所と言われていたが、
昭和59年に林道が開通。駐車場も整備され、麓から
登山専用のマイクロバスも運行している。
駐車場からは500mほどの山道だが、
緑あふれる深山の自然が満喫できる。
また境内は、石楠花の名所として名高い。
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役行者(えんのぎょうじゃ)が石鎚山の星が森で修行中に
蔵王権現のお姿を見て、石楠花に木に刻んで安置したのが始まり。
天平年間には行基が入山し、大同年間には弘法大師が修行。
結願の日に、役行者と同じく蔵王権現のお姿を見られた。
大師は、大日如来を刻んで安置。第六十番札所に定めたという。
大師が修行をした「星が森」は山門から500mほど上にあり
そこから見える石鎚山系の景色は素晴しい!

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六十番札所の納経

☆一口メモ/妻白大明神
        寺に続く参道の途中にあり、
        豊作・商売繁盛・延命息災・家運隆昌など
        諸願を叶えてくれるという。

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  • 2008-03-28
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十九番札所 金光山 国分寺

金光山 国分寺(こんこうざん こくぶんじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


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●宗派/真言律宗 ●開基/行基
●愛媛県今治市国分4-1-33
五十八番札所から約6km 徒歩約2時間
駐車場15台(200円)門横

国分寺は聖武天皇の勅願により全国に建立された。
四国にも各県に一ヵ寺ずつあり、いずれも四国霊場となっている。
伊予の国分寺は行基が開基したもの。
後に弘法大師が訪れ、この地に長く留まり五大尊の絵像一幅を描いて
安置し、四国霊場に定めた。
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その後、何度も焼失。現在の本堂は寛政年間に建立されたもの。
なお、創建当時の寺は、現在の場所から100mほど離れたところにあり
13個の巨大な礎石が残っていて、国の史跡に指定されている。

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五十九番札所の納経

☆一口メモ/握手修行大師・七福神
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大師像と握手しながら祈れば、願いが一つ叶うといわれている。
「願い事は一つにお大師さんも忙しい・・・」はユーモラス!
隣にある愛嬌たっぷりの七福神も癒される?

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  • 2008-03-28
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十八番札所 作礼山 仙遊寺

作礼山 仙遊寺(されいざん せんゆうじ)
●本尊/千手観世音菩薩
●真言/おん ばさら たらま きりく


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●宗派/高野山真言宗 ●開基/越智守興
●愛媛県今治市玉川町別所甲483
五十七番札所から約3km 徒歩約50分
駐車場25台(400円)境内すぐ

天智天皇の勅願により国守・越智守興(おちもりおき)が建立。
この寺の本尊の千手観世音菩薩は、天智天皇の守護仏で
龍女が一刀三礼(一刀刻むごとに三度礼拝)で刻んだという。
その後「阿坊仙人」という僧がこの地で修行し、諸堂を整えた。
しかし仙人は雲と遊ぶが如く突然消えたという。
この話はいつの間にか人々の口から口へと伝えられ、
いつの間にか寺の名は「仙遊寺」になったという。
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平安時代になって荒廃した寺を、弘法大師が再建した。
寺は標高300mの作礼山の山頂にあるので、眺めは素晴しい。

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五十八番札所の納経

☆一口メモ/八十八ヵ所御砂踏
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境内の片隅には大師像があり、その周りには四国霊場一番から
八十八番までの本尊の石仏が並んでいる。

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  • 2008-03-27
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十七番札所 府頭山 栄福寺

府頭山 栄福寺(ふとうざん えいふくじ)
●本尊/阿弥陀如来
●真言/おん あみりた ていせい からうん


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●宗派/高野山真言宗 ●開基/弘法大師
●愛媛県今治市玉川町八幡甲200
五十六番札所から約3km 徒歩約50分
駐車場10台(200円)寺入り口下

豊かな緑に囲まれた山麓に立つ寺。
嵯峨天皇の勅願により弘法大師が開いた。
周辺の海で海難事故が相次いでいることを知った大師は、
府頭山の山頂で海神供養の護摩供を行った。
その満願の日に海上に出現した阿弥陀如来を本尊として
祀ったのが始まりとされている。
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大師堂は、以前山頂にあった建物の唯一のお堂。
建物の外周りに施された12支の彫刻は一見の価値あり。
正面には龍が、側面には虎などが彫られている。
羊だけ姿が見えないが、隠し彫りされているらしい。
自分の干支を探してみては?

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五十七番札所の納経

☆一口メモ/お願い地蔵
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境内の入り口に立つ「お願い地蔵」は願いをかなえてくれるという。
ふっくらとした可愛いお顔のお地蔵様だ。

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  • 2008-03-25
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十六番札所 金輪山 泰山寺

金輪山 泰山寺(きんりんざん たいさんじ)
●本尊/地蔵菩薩
●真言/おん かかかび さんまいえ そわか


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●宗派/真言宗醍醐派 ●開基/弘法大師
●愛媛県今治市小泉1-9-18
五十五番札所から約3km 徒歩約50分
駐車場50台(無料)門前

のどかな田園風景の中に立派な石垣が印象的。
珍しいことに、この寺には山門が無い。
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今治市内を流れる蒼社川(そうじゃがわ)は、たびたび氾濫し
人々は困っていた。この地を訪れた弘法大師が堤防を築き、
「土砂加持(どしゃかじ)」の秘法を行った。
すると、満願の日に地蔵菩薩が現れた。大師はその姿を刻み
本尊として安置した。
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高台にある落ち着いたたたずまいの境内には、大師堂の向かいに
六道輪廻を表した地蔵車もある。

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五十六番札所の納経

☆一口メモ/不忘の松(わずれずのまつ)・石像
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大師堂のそばにあった「不忘の松」は大師が寺を建立した時に
自ら植えられたものだが一度枯れてしまい今は古い切り株が残っている。
現在は子株として育っていた一株が植えられている。
また、境内には大師像をはじめ多くの像が並んでいる。
本堂横には金剛力士像と、釈迦の弟子であったとされる
「びんずる尊者」の像が鎮座している。

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  • 2008-03-25
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十五番札所 別宮山 南光坊

別宮山 南光坊(べっくさん なんこうぼう)
●本尊/大通智勝如来
●真言/なむ だいつうち しょうぶつ

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●宗派/真言宗醍醐派 ●開基/行基
●愛媛県今治市別宮町3-1
五十四番札所から約4km 徒歩約1時間
駐車場10台(無料)本堂と大師堂の間

四国霊場で「坊」とつくのはここだけ。
今治沖にある大三島の大山祗神社は、大宝3年(703)、
海を渡らなくても参拝できるようにと、今治に別宮を建てて、
南光坊を含む8つの坊を移した。兵火で焼失したが、
南光坊だけが再建された。
※今では「しまなみ海道」の開通により
 車で大三島まで行けるようになった。
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明治時代の神仏分離で大山祗神社から独立し、
本尊の大通智勝如来もここに移された。
このような由来から「坊」がついている。
昭和20年の大空襲で「大師堂」と「金毘羅堂」
以外の建造物は焼失。本堂は戦後再建された。

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五十五番札所の納経

☆一口メモ/金毘羅堂
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大師堂と金毘羅堂は、戦火を免れたもので
特に金毘羅堂は文久年間創建の歴史ある建物。
大師堂は大正5年に建立。地元の人から
「別宮のお大師さん」として親しまれている。

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  • 2008-03-25
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十四番札所 近見山 延命寺

近見山 延命寺(ちかみざん えんめいじ)
●本尊/不動明王
●真言/のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ 
      まかろしゃだ そはたや うん たらた かんまん
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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/行基
●愛媛県今治市阿方甲636
五十三番札所から約38km 徒歩約10時間
駐車場30台(100円)山門前

行基が不動明王を刻み本尊として建立。
その後、嵯峨天皇の勅願により弘法大師が再建。
もともとは近見山円明寺といったが、五十三番札所
「円明寺」と紛らわしいので、明治に入ってから名を改めた。
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地元の人は、五十三番円明寺を「和気(わけ)のえんみょうさん」
五十四番延命寺を「阿方(あがた)のえんめいさん」と呼んで
区別しているらしい。

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五十四番札所の納経

☆一口メモ/山門
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明治の廃藩置県の際に、多くの名城が取り壊された。
この門は、今治城城門の一つを譲り受けたもの。

/梵鐘(近見二郎)
今治市指定の文化財。
梵鐘の周囲には寺の由来が刻み込まれている。
現在は引退し「近見三郎」が代わって使われている。
年に一度大晦日の除夜の鐘では「二郎」の音色が聞ける。
※初代の「近見太郎」は海に沈んだとされる。
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  • 2008-03-25
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十三番札所 須賀山 円明寺

須賀山 円明寺(すがさん えんみょうじ)
●本尊/阿弥陀如来
●真言/おん あみりた ていせい からうん


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●宗派/真言宗智山派 ●開基/行基
●愛媛県松山市和気町1-182
五十二番札所から約2.5km 徒歩約30分
駐車場10台(無料)山門前

天平勝宝年間、聖武天皇の勅願を受けた行基が
阿弥陀如来を彫って安置したという。
その後、弘法大師がこの地を訪れ四国霊場五十三番札所としたが
兵火によって焼失。
元和年間にこの地の豪族・須賀重久が現在の地に再興。
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また、この寺には四国霊場最古といわれる銅製の納め札がある。
四国巡拝中の米国の学者・スタール博士が発見した物で、
「四国仲遍路同行二人 今月今日平人家次」とあり
慶安3年(1650)のものといわれている。

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五十三番札所の納経

☆一口メモ/中門
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周辺には民家が立ち並び、そんなに広くはないが、
仁王門をくぐると境内には、本堂・大師堂などが整然と並ぶ。
その中でも、境内の中央にある二層の中門は凛とした美しさがある。

/キリシタン灯篭
寛永年間に建立されたといわれ、山門をくぐって左手にある。
その形状は(分かりにくいが)十字架のようになっている。
またマリア様らしき女性の姿も刻まれている。
キリシタン禁制の時代に、寺では信者の礼拝を黙認していたと思われる。

/龍の彫り物
本堂には長さ4mはあろうかという巨大な龍の彫り物がある。
今にも動き出しそうな躍動感に満ちた龍は、一説には
あの有名な「左甚五郎」の作といわれている。

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  • 2008-03-24
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十二番札所 瀧雲山 太山寺

瀧雲山 太山寺(りゅううんざん たいさんじ)
●本尊/十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか


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●宗派/真言宗智山派 ●開基/真野長者
●愛媛県松山市太山寺町1730
五十一番札所から約13km 徒歩約3時間30分
駐車場50台(無料)納経所下
平日は本堂下の駐車場まで行けるが、急な坂道で狭い。

仁王門から本堂まで約600m近くもある。
納経所のすぐ下にある駐車場からでも、樹木に覆われた参道(坂道)を歩く。
この参道の風情が美しく、どこかしら懐かしくもある。
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仁王門・本尊の十一面観世音菩薩は国の重要文化財。そして本堂は国宝だ。
この本堂は四国霊場の中でも二番目に古いといわれている。
嘉元3年(1305)河野家によって再建。その時代のもの。
その堂々とした構えからは、威厳のようなものが感じられる。
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この寺の創健者は、豊後の国の真野(まの)長者。
長者が大阪に向かう途中に松山沖で暴風雨に襲われた時、
十一面観世音菩薩に祈って難を逃れたという。
このことに感謝し、お礼として自国で木組みをした建材を運び、
一夜にして寺を建立したと伝えられている。

天平年間、聖武天皇の勅願により行基が十一面観世音菩薩を刻んで
本尊として安置した。本堂には本尊の他に6体の十一面観音を祀るが、
7体とも国の重要文化財。

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五十二番札所の納経

☆一口メモ/聖徳太子堂
        境内の一角にある聖徳太子堂・夢殿には
        法隆寺の夢殿にあるのと同じ聖徳太子像が祀られている。
        太子の聡明さにあやかろうと、受験祈願などのお参りが
        ひきもきらない。
        1月15日の「太子祭」には県内外から、大勢の人が
        「しゃもじ」を持って訪れ、幸せを「すくい上げていただく」という。

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  • 2008-03-23
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十一番札所 熊野山 石手寺

熊野山 石手寺(くまのざん いしてじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/行基
●愛媛県松山市石手2-9-21
五十番札所から約3km 徒歩約50分
駐車場30台(500円)寺横
周りにもたくさん駐車場有。150円〜300円
(こちらのほうが出入りがしやすい。)

石手寺は道後温泉に近く、お遍路さんだけでなく
湯治客や観光客でにぎわっている。
四国霊場でも随一の寺宝・文化財を有する名刹。
みやげ物や仏具、名物の「おやき」などを売る店が並んだ
屋根のついた参道を抜けると、国宝の仁王門が
「大わらじ」とともに迎えてくれる。
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聖武天皇の勅願により建立。本尊の薬師如来は行基が開眼。
安養寺と名付けられ、法相宗に属していたが、弘法大師が
真言宗に改めた。石手寺と称するようになるのはもう少し後のこと。
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この改称に当たっては伝説がある。
伊予の国の強欲な長者・衛門三郎は、托鉢をしていた弘法大師に
心ないふるまいをし、追い払った。
その後、8人の子が次々と亡くなったことから改心。
大師の後を追って霊場巡礼を始めたが、大師に会えぬまま
21回目の巡礼の途中に、十二番札所焼山寺で力尽きて倒れた。
その枕元に大師が現れ、「衛門三郎」と書いた石を授けたところ
安心して息を引き取った。その後、この地方の領主・河野家に
嫡男が誕生したが、赤ん坊はなぜか手を開かない。
安養寺に願をかけたところ手が開き「衛門三郎」と記された石が出てきた。
その石は寺に納められ、この時より名は「石手寺」となった。
入り口に「悔い改める衛門三郎」の像がある。
(衛門三郎はお遍路の元祖と言われている。)
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五十一番札所の納経

☆一口メモ/三重塔
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仁王門・本堂・鐘楼・護摩堂・梵鐘・石造り五輪塔など
国宝や重要文化財が多いが、その中でも本瓦葺屋根の
和様の建造物である三重塔はひときわ目を引く。

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  • 2008-03-22
  • 菩提の道場 愛媛県
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第五十番札所 東山 繁多寺

東山 繁多寺(ひがしやま はんたじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/行基
●愛媛県松山市畑寺町32
四十九番札所から約1.6km 徒歩約30分
駐車場5台(無料)山門前

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山門をくぐると静寂感いっぱいの境内が広がる。
松山市外が見渡せる高台にあり、緑豊かな風情がいい。
とりわけ春の桜、秋の紅葉は見逃せない。
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天平勝宝年間に孝謙天皇の勅願により行基が開基。
弘仁年間に弘法大師が四国霊場五十番札所に定め、
名前を繁多寺と改めた。
また、この寺は時宗の開祖である「一遍上人」の
修業の道場としても知られている。

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五十番札所の納経

☆一口メモ/歓喜天堂
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徳川四代将軍家綱の念持仏だった歓喜天を祀っている。
厄除けや商売繁盛、合格祈願等に多くの人が訪れる。

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  • 2008-03-21
  • 菩提の道場 愛媛県
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第四十九番札所 西林山 浄土寺

西林山 浄土寺(さいりんざん じょうどじ)
●本尊/釈迦如来 
●真言/のうまく さんまんだ ぼだなん ばく


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/恵明上人
●愛媛県松山市鷹子町1198
四十八番札所から約3km 徒歩約1時間
駐車場13台(200円)山門すぐ下
(県道を挟んで大きい駐車場もある。
こちらのほうが出入りが楽。大型車はこちらへ)

天平勝宝年間に孝謙天皇の勅願で、恵明上人が
行基作の釈迦如来を祀って創建したと伝えられている。
弘法大師が訪れた時は荒廃していたという。
大師により伽藍等が再建されたが、兵火により焼失。
後、伊予の豪族・河野道宣(こうのみちのぶ)が再建した。
寄棟造りの本堂は、室町時代の建物で国の重要文化財。
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また、この寺には「空也上人」が三年間滞在したという。
空也上人はこの地を去るときに人々の願いをうけて
自身の像を刻んだ。この像は重要文化財に指定されており
有名な六波羅蜜寺(京都)の像にそっくりといわれている。

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四十九番札所の納経

☆一口メモ/仁王門
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仁王門は大正11年に建立されたもの。
右側に立つ金剛力士像(阿形像)には
目玉が無くて恐ろしさも倍増!

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  • 2008-03-21
  • 菩提の道場 愛媛県
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第四十八番札所 清瀧山 西林寺

清瀧山 西林寺(せいりゅうざん さいりんじ)
●本尊/十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/行基
●愛媛県松山市高井町1007
四十七番札所から約5km 徒歩約1時間20分
駐車場30台(志納)仁王門前

のどかな田園の中にある寺。
堂々とした趣の仁王門をくぐると正面に本堂がある。
罪深い人が境内に入ると無間地獄に落ちるとされる伊予の関所寺。
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四国を旅していた行基が十一面観世音菩薩を刻み
現在より東北の地に安置したのが始まり。
その60数年後に、弘法大師がこの地に移し、
四国霊場の四十八番札所に定めた。
寛永年間の火災により焼失したが、その後次々と再建された。
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この寺にまつわる話が残っている。
それは、大師が干ばつに悩む人々を助けるため、
杖で地面をついたところ水が湧き出て周囲の田畑を潤したという。
寺の西南にある「杖の淵公園」は大師が見つけた水脈の一つといわれ
今なおきれいな水が涸れることなく湧き出していて
日本の名水百選にも選ばれている。

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四十八番札所の納経

☆一口メモ/一願地蔵
        木々に囲まれた風情満天の池があり
        その上に鎮座されているのが一願地蔵。
        このお地蔵さんに祈願すると、一つだけ
        願いを叶えてくれるという。

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  • 2008-03-20
  • 菩提の道場 愛媛県
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第四十七番札所 熊野山 八坂寺

熊野山 八坂寺(くまのざん やさかじ)
●本尊/阿弥陀如来
●真言/おん あみりた ていせい からうん


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●宗派/真言宗醍醐派 ●開基/役行者小角
●愛媛県松山市浄瑠璃町八坂773
四十六番札所から約1km 徒歩約15分
駐車場15台(無料)境内横

小さな山門と一体になった朱塗りの橋を渡ると、まっすぐな参道がのび、
その上に堂々としてすっきりと美しいたたずまいの本堂がある。
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この寺の歴史は古く、役行者小角(えんのぎょうじゃおずぬ)
によって開基され、かつては修験道の道場として栄えていた。
文武天皇の勅願により、伊予の国司・越智玉置が、
大宝元年(701)に創建した。
その時、伽藍を建立するために八つの坂を切り開いたため
「八坂寺」の寺号が付けられたという。
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その後、弘法大師が長期間にわたって逗留して再興。
四国霊場四十七番札所に定められた。

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四十七番札所の納経

☆一口メモ/閻魔堂        
        「極楽の途」「地獄の途」の二つのトンネル状になっていて
        美しい浄土や、餓鬼道・畜生道等が描かれている。
    
       /本尊       
        恵心僧都(えしんそうず)作といわれる寄木造りの阿弥陀如来像。
        県の重要文化財にも指定されている。
        この本尊は秘仏とされており開帳は50年に一度に限られている。
        次回の開帳は2034年の予定。

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  • 2008-03-18
  • 菩提の道場 愛媛県
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第四十六番札所 医王山 浄瑠璃寺

医王山 浄瑠璃寺(いおうざん じょうるりじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/行基
●愛媛県松山市浄瑠璃町282
四十五番札所から約35km 徒歩約8時間
駐車場8台(無料)境内裏

行基が、奈良の大仏開眼に先立って仏教布宣のために訪れた。
そして、この地が仏教流布の最適地であると確信し、
自ら本尊の薬師如来と日光・月光菩薩、十二神将を刻み
安置したのが始まり。和銅元年(708)の創建と伝わっている。
薬師如来のいる場所が「浄瑠璃浄土」、また薬師如来の別名が
「瑠璃光如来」ということから浄瑠璃寺となったという。
その後弘法大師が訪れ堂宇を創建。四国霊場四十六番札所に定めた。
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また、この寺は「ご利益のよろず屋」と呼ばれるほど
数々のご利益があると信仰を集めている。
例えば、藤棚のそばにある一願弁天は、
ただ一つの願いを叶えてくれる守護神といわれ、
知恵、財宝、音楽に関する願いには特に霊験あらたかと伝えられる。

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四十六番札所の納経

☆一口メモ/イブキビャクシン
        境内には、樹齢1000年以上といわれる
        イブキビャクシンの大木がそびえている。
        これは弘法大師が加持したものといわれ
        松山市の天然記念物に指定されている。

       /仏足石・仏足手・仏手指紋
        境内には「ご利益のよろず屋」にふさわしく
        仏足石・仏足手・仏手指紋がある。
        仏足石は、裸足になりこの上に立ち
        「健康・交通安全」等を祈願する。
        また、あらゆる知恵や技能にご利益がある仏足手。
        心身堅固と文筆達成に霊験があるという仏手指紋にもお参りを・・・

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  • 2008-03-18
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第四十五番札所 海岸山 岩屋寺

海岸山 岩屋寺(かいがんざん いわやじ)
●本尊/不動明王
●真言/のうまく さんまんだ ばざらだん せんだ 
      まかろしゃだ そわたや うん たらた かんまん


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/弘法大師
●愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468
四十四番札所から約10km 徒歩約3時間
駐車場100台(200円)山門前・境内まで徒歩30分

ロープウェイや道路の整備により、霊場もずいぶんと
近くに感じられるようになったが、ここだけは昔と変わらない。
車でいけるのは、ふもとの岩屋寺橋まで。
駐車場から杉木立に覆われた急な坂道を登っていくと
古色蒼然とした山門が建っている。そこからが本格的な登り。
そこから15分も歩くと約270段の石段があり、登りきったところに、
垂直の礫岩峰に抱かれるように本堂がたたずんでいる。
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ここは、空を自由に飛べる法華仙人が修行したところ。
仙人は霊地探しに訪れた弘法大師に深く帰依し、
山を大師に託して亡くなった。大師は木と石で不動明王を彫り
石造を岩山に、木造を本堂に安置したのが寺の始まりとされる。
本堂は、岩が守っているように建っていることに気付く。
山全体を本堂とするこの寺ならではのことだ。

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四十五番札所の納経

☆一口メモ/逼割禅定(せりわりぜんじょう)
        岩峰には弘法大師の修行の跡が多く見られる。
        そのひとつが「逼割禅定」と呼ばれるところ。
        納経所で200円の納札を求め、鍵を借りて入っていく。
        所要時間は約1時間。

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  • 2008-03-17
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第四十四番札所 菅生山 大宝寺

菅生山 大宝寺(すごうざん たいほうじ)
●本尊/十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか


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●宗派/真言宗豊山派 ●開基/明神右京・隼人
●愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2-1173-2
四十三番札所から約95km 徒歩約30時間
駐車場30台(無料)境内まで徒歩5分

大宝寺は四国霊場八十八ヵ所のちょうど真ん中。
前の札所から約95kmもあり、いわゆる「遍路ころがし」という難所。
(これは、岩本寺から金剛福寺までに次ぐ距離)
参道には樹齢300年にも及ぶ杉や檜の巨木が立ち並ぶ。

百済からやってきた聖僧が十一面観世音菩薩を山中に安置した。
それを明神右京・隼人という猟師が発見し、草庵に祀ったのが始まり。
文武天皇の勅願により、大宝元年に寺院が建立され
当時の元号にちなんで大宝寺と名付けられた。
その後、弘法大師がここで密教三密を厳修、第四十四番札所に定めた。
また、この寺は3度も火災にあい、再興を繰り返した。

脳の病に苦しむ後白河天皇の病気平癒を願って勅旨がやってきた。
そのかいあって病が治ったため、天皇は妹宮を下向させ勅願寺とした。
この逸話により、病気平癒を祈願する人が多い。

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四十四番札所の納経

☆一口メモ/十夜ヶ橋(とよがはし)
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43番から44番への道沿いにあり、大師が大寒の一夜を
この橋の下ですごす中、「一夜を十夜のように感じた」という。
お遍路さんが橋の上で杖を突かない風習も、
橋の下で過ごした大師に配慮してのことという。
橋の下には布団をかぶった大師像が眠っている。
尚、ここは四国別格霊場二十ヵ寺の一つになっている。

/山頭火の句碑
漂泊の俳人・種田山頭火の句碑。
「朝まいりは わたくし 一人の 銀杏ちりしく」
が境内の片隅にある。
句碑は無いがここを詠んだ句に
「お山は 霧の しんしん 大杉そそり立つ」

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  • 2008-03-17
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第四十三番札所 源光山 明石寺

源光山 明石寺(げんこうざん めいせきじ)
●本尊/千手観世音菩薩
●真言/おん ばざら たらま きりく


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●宗派/天台門宗 ●開基/正澄上人
●愛媛県西予市宇和町明石201
四十二番札所から約11km 徒歩約3時間30分
駐車場200台(無料)入り口階段前

欽明天皇の時代に、勅願により円手院正澄という行者が
千手観世音菩薩を安置して開基したといわれている。
その後、弘法大師が嵯峨天皇の勅願により
荒廃した伽藍を再興し、四国霊場に定めた。
源光山の山号は、源頼朝が命の恩人である
「池禅尼」の菩提を弔って阿弥陀如来を安置し、
堂宇の修繕を手がけた時に改められたという。
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かつては、この地方の修験道の中心道場だった。
大師が修行したといわれる「弘法井戸」など見所もある。

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四十三番札所の納経

☆一口メモ/あげいしさんの伝説
        地元の人は親しみを込めて「あげいしさん」と呼ぶ
        それは、美しい女神が願をかけ、深夜に大石を
        山の上まで運び上げていたという伝説に由来する。

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  • 2008-03-15
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第四十二番札所 一か山 仏木寺

一か山 仏木寺(いっかざん ぶつもくじ)
●本尊/大日如来
●真言/おん あびらうんけん ばざら だどばん


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●宗派/真言宗御室派 ●開基/弘法大師
●愛媛県宇和島市三間町字則1683
四十一番札所から約3km 徒歩約1持間
駐車場15台(無料)山門前

四十一番札所龍光寺からの道沿いには、春はチューリップ
秋はコスモスがきれいに咲き、お遍路さんを歓迎してくれる。

弘法大師がこの地を訪れた時、牛を引いた老人に会った。
老人に勧められるままに牛の背中に乗っていくと、
楠の古木の上に光るものを見つけた。それは大師が唐から投げた宝珠。
そこで大師はその楠で大日如来を刻み、眉間に宝珠を埋めて
仏木寺を建立し、霊場に定めた。
本尊の大日如来は、牛や馬の守り仏として信仰を集め、
現在では、「ペットの供養に」と訪れる人も多いという。
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大師堂に安置されている弘法大師像は、檜の寄木造り。
正和4年(1315)の銘が入っているが、これは胎内銘入りの
大師像としては、日本最古では?といわれている。

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四十二番札所の納経

☆一口メモ/鐘楼
        仏木寺でひときわ風情を醸し出すのは、
        珍しい茅葺き屋根の鐘楼堂。
        元禄年間に再建されたといわれており
        300年以上の歴史を誇る。

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  • 2008-03-15
  • 菩提の道場 愛媛県
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第四十一番札所 稲荷山 龍光寺

稲荷山 龍光寺(いなりざん りゅうこうじ)
●本尊/十一面観世音菩薩
●真言/おん まか きゃろにきゃ そわか

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●宗派/真言宗御室派 ●開基/弘法大師
●愛媛県宇和島市三間町戸雁173
四十番札所から約60km 徒歩約15〜16時間
駐車場20台(無料)宿坊横

山の斜面に境内があり、山門は無く50段ほどの石段を上ると
本堂と大師堂があり、さらに上ると稲荷神社がある。
ここからは三間平野が見渡せる。
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この寺の開基には伝説が残されている。
この地を訪れた弘法大師は、稲を背負ったおじいさんに出会った。
老人は「われこの地に住み、法教を守護し諸民を利益せん」
と大師に告げると姿を消したという。
大師はこの老人を五穀大明神の化身であろうと考えて
像を刻んで稲荷大明神として安置。稲荷山龍光寺を開基した。
明治初期の神仏分離令で、元の本堂を稲荷社にし、
新しく本堂を建立し、本尊も十一面観世音菩薩に変わった。

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四十一番札所の納経

☆一口メモ/お稲荷さん
        お稲荷さんは、稲を象徴する神様であり
        五穀豊穣の祈願に利益があるとされる。
        しかし、江戸時代には商売繁盛・開運を
        求める人が増えたという。
        毎年3月の第1日曜日には、お稲荷さんの
        大祭が行われている。

        龍の目玉
        本堂に丸い石が奉納されている。
        これは昔、庄屋さんが龍に襲われると、
        差していた刀がひとりでに龍の目玉をくり抜いた。
        その目玉がこの石になったという。       

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  • 2008-03-14
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第四十番札所 平城山 観自在寺

平城山 観自在寺(へいじょうざん かんじざいじ)
●本尊/薬師如来
●真言/おん ころころ せんだり まとうぎ そわか


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●宗派/真言宗大覚寺派 ●開基/弘法大師
●愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城2253-1
三十九番札所から約30km 徒歩約7時間30分
駐車場20台(無料)仁王門横

51代平城天皇の勅願所として弘法大師が開いた。
本尊の薬師如来と脇仏の阿弥陀如来・十一面観世音菩薩は
弘法大師自身が一本の霊木から自作したと伝えられる。
ここは、四国霊場の一番札所霊山寺から一番遠い場所にあることから
「四国霊場の裏関所」と呼ばれている。